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30代、女性、会社員

楽しみにしていた本を読む。文化屋雑貨店の本。会社に配送したので、定時後に10分程度読む。帰宅後、風呂に入りながら一気に読んだ。風呂で読書をするのが最近の楽しみのひとつである。

キッチュなモノからすてがたきモノまで 文化屋雑貨店

キッチュなモノからすてがたきモノまで 文化屋雑貨店

わたしの世代では、文化屋雑貨店はすでに一つのブランドだった。中学生のころ、“ちょっと変わったものが好きな子”の間では憧れだった。

著者、長谷川義太郎さんは「売れるものより面白いものを」ということを書かれていた。わたしにもそう思っていた時期があった気がする。いつの間にか、安全で保守的で利益が出るものを目指すようになった。しかも、会社員である以上それが当然だと思っている。そのほうが、ラクでかんたんで、まわりからの評価を短期的に得やすい。そんなのは、自分だけを守るための短絡的な思想であり、実際には思考停止でしかないのだけれど。

ほんとうは、世界観のあるものが作りたいと思っていた。〇〇さんと言えばこれだよね、というもの。文化屋雑貨店といえばキッチュな雑貨、謎の中国雑貨。本には、Paul SmithやのVivienne Westwoodの話も載っていた。いまやメジャーすぎるけれども、とても憧れるブランドである。

わたしはどういう世界をつくりたいのだろうか?

文化屋雑貨店やVivienne Westwoodは、マイノリティを救ってきたと思っている。わたしも、そういうものがつくりたいのだ。例えば、この些細なブログも、誰かの救いになれば良い。

会社帰りにコンビニで買うアイス

会社からの帰り道にローソンがオープンした。コンビニなんて特にありがたいものではないが、いつもだいたいセブンイレブンを使うので、せっかくだしたまには、ということで帰りに立ち寄った。

予想通り、特に代わり映えのしないごくふつうのコンビニである。栄養ドリンクを眺め、雑誌コーナーを横切り、酒コーナーをみる。最近は、平日にほとんど酒を飲まないのでスルーする。朝ごはん用のパンも、最近はだいたいサンドウィッチを手作りしている。というと“ていねいな暮らし”のようだが、前日に仕込むやや手抜き。市販品よりは、ほんの少しヘルシーで量も少ないので、わたしにはちょうど良い。それはさておきコンビニ。月曜日に欲しいものはあまりない。

せっかくなので、ということでアイスを買う。パルムのストロベリー。ついでに、おやつも買う。ローソンはカロリーが抑えめなラインナップが多くてうれしい。ドライフルーツとチョコケーキ。商品選択がいかにも30代女性会社員である。ほかの30代女性会社員のことは、あまり多くは知らないけれど。

帰宅後、夕食をつくる。今晩はポークステーキ。いま流行りのスキレットを使うので、フライパンと皿を使うよりも手間が省ける。食事を食べ終わり、食器を洗うと、1日の家事は終了。アイスを食べながら一服する。また明日も会社だ。

赤いネイル

久しぶりに、真っ赤なマニキュアを塗った。久しぶりといっても半年ぶりくらいだろうか。常にネイルのうつくしい女性に憧れる。わたしは、いつも1ヶ月くらいで飽きてしまって、またしばらくして再開するという流れである。今回はどれくらい維持できるだろうか。

今回は、すこし意識を高めるために、同じシリーズのマニキュアも新調した。ここ最近は上羽絵惣の胡粉ネイルしか使わない。においがしないし、すぐ乾く。発色も良い。爪だけでなく、ずぼらな人間にでもやさしい。

わたしの爪は短く小さいので、ネイル映えしない。6歳くらいまでは、大人になると長くてきれいな爪になると思っていた。母親はきれいな爪だった。10歳にもなると、そうでないことに気づいた。中学生の頃は爪の形がコンプレックスだったが、爪を伸ばしてマニキュアを塗ればごまかせることを知り、休みの日にはマニキュアを塗ることもあった。マニキュアを塗ると、爪の噛み癖も落ち着いた。30代になったいまも、なかなか爪噛みを辞められない。

ネイルのうつくしい女性は、わたしの中の大人像なのかもしれない。べつに無理をして近づく必要はないが、自分のために、少しずつ近づいていこうと思う。

卒業

大学の卒業式には出席しなかった。編入学だったので2年しか在籍しなかったし、大学への思い入れも、卒業に対する喜びもなかった。大学から遠く離れた就職先の近くに、早く、引っ越したかった。

いまでは、もっと学生生活を満喫すればよかったのかもしれないとも思う。卒業旅行にいこうよ! と誘ってくれた友人はいたが、面倒で断ってしまった。ちなみに、その友人は、卒業後にマルチに手を出したようで、何度か勧誘にあった。LINEやFacebookで“友だち”になっていたが、いまではブロックしている。だからもう、わたしの中では、友人というラベルではない。

ところで、わたしは単位制の学校に2回通っている。そしてそのどちらも卒業に必要な単位ぴったりで卒業した。その方が効率が良いと思っていた。勉強は大嫌いだったので、最小のエネルギーで卒業資格を得たかった。テストは100点を取るより、赤点にならない60点の方が良いと思っていたし、出席率もギリギリの方が良いと思っていた。卒業してしまえば、100点も60点も同じ卒業生である。

社会に出ると、残念ながら卒業というものはなかなかやってこない。転職などによる退職を卒業という表現もあるが、どうもしっくりこない。あえていえば、定年退職ならば卒業に近いだろうか。ストックオプション益を手に入れて、アーリーリタイヤすれば卒業だろうか。とにかく、わたしには卒業は当分やってこないから、いまいる会社でそれなりに頑張らないといけない。誰よりも優秀な社員になりたいとは思わないが、誰よりも役立たずにもなりたくない。

100点をとるのは難しいし望んでもいないが、自分にしかできないことはあると信じている。まだしばらく長い会社員生活をこなして行きたい。

今週のお題「卒業」

プレミアムフライデー

プラミアムフライデーだそうだ。強引に流行らせようとしている感じがわかりやすくて良い。

安い居酒屋に行き、酎ハイを飲み、焼き鳥を食べた。安い居酒屋は、先に3組待っており、入店まで30分は待たされた。プレミアムフライデーだから、みんな飲みに来ているのだろうか。プレミアムフライデーだけれど、一杯280円の酒なのだろうか。

金曜日、飲みにいくのが好きだ。サラリーマン感があって良い。正確には、ウーマンだけれど。呼称にはとくにこだわりはないので、マンでもウーマンでも大差はない。金曜日に特別感があるのは、平日毎日会社に行っているからだ。そういう意味では、バイトも正社員も大差ないし、正社員でも金曜日が忙しい人だっているだろう。そう考えると「サラリーマン感」とはなんなのだ、という気がしてくる。いまはただ酔っ払って深く考えすぎているだけかもしれない。

仕事が忙しかったころ、もう日付も変わったくらいの時間に、コンビニで食べものを買って帰る生活をしていた。仕事は楽しかったし、同僚や上司にも恵まれていたと思うが、わたしはこんな大人になりたかったのだろうか? と自問自答していた。いまはホワイトな時間に帰り、安い居酒屋で酒を飲む生活を楽しんでいる。

親ほど年の離れた上司と不倫をしている友人は、仕事帰りにコンビニに寄り、家で相手と酒を飲むのが好きだそうだ。人の幸せとはいろんな場所に転がっている。安い居酒屋も、コンビニも、使う人とタイミングによっては特別なものになるらしい。

コミュニティ

Facebookの投稿数が減っている、というニュースを見た。2016年は、前年に比べて30%近く減ったらしい。たしかに、わたしのタイムラインの投稿も減っている気がする。

学生時代はmixiが流行っていた。わたしはアカウントを取らぬまま、いまに至る。「みんなと同じが嫌い」という、個性派を気取った女子が陥るくだらないプライドで、なんとなく手が出せなかったのだ。しかし30代にもなると、そういうプライドはどうでもよくなる。できるだけふつうに暮らしていきたいと思っている。人と違う経験は、苦しいだけだと気付いてしまった。それとも、もう10年もすれば変わるのだろうか?

ところで、「みんなと同じが嫌い」というのは、うまくできた言いわけで、実際は誰かと馴れ合うのが苦手だった。30代になっても、いまだに、コミュニティというものには馴染めない。というか、30代になってやっと、自分がコミュニティというものが苦手だと気付いた。一番うまく話せる相手は初対面の人である。馴れ合いや人付き合いが発生した瞬間、途端に面倒になる。きちんと付き合おうという自意識が邪魔をして、気を遣いすぎ、途中でそれが面倒になる。コミュ障といえばコミュ障だろうけれど、初対面の人とは話せるし、自分をよく見せる術も知っているので、たぶん付き合いのある人からはコミュニケーション上手と思われているだろう。

数年前にSNS疲れという言葉が流行ったが、リアルのコミュニティにも疲れがあるのだ。最近はもう諦めて、ドライな部分を隠さずに過ごしている。正直、大人になればもっとうまくやり過ごせると思っていたが、むしろ苦手意識を強めている。

物欲

30代になれば欲しいものはだいたい手に入るから、お金が貯まり始めるよ。

新卒のころ、10歳ほど歳の離れた先輩にそんな話を聞き、間に受けていた。30代になった現在、物欲が落ち着くわけでもなければ、収入が激増することもない。だから、勝手にお金が貯まったりはしない。たしかに生活は安定したし、家族を養う友人に比べれば余裕もある。でもそれ以上に物欲が優っている状態である。

ここ一年を思い返すと、数万円単位の買い物を何度もしていることに気づく。自分への誕生日プレゼントと称してダイヤの指輪を買ったし、ボーナスの際にはウォーターオーブンを買ったし、クリスマスにはMacbookを買った。数万単位といったけれど、平均金額は余裕で10万を超えている。毎月のように洋服やアクセサリーは増えているし。

自分で稼いだお金をどう使おうと誰にも何も言われないので、べつに困ってはいない。むしろ、散財に明け暮れて、好き勝手に生きる人生は最高に楽しい。新卒のころ描いた大人にはなっていないけれど。いや、あのころは10年後の未来なんて、想像もしていなかった。

昨日は春に着ようと思っている服が届いたし、今日は飼い猫のエサを入れるケースが届いた。ほしいものを我慢する時間があるほど、人生は長くない。これからも散財に明け暮れようと思う。